気密測定の仕事が増えそうなので、社内講習会を開きました。(と言っても一人だけですけど)
事務所の1階にある6畳の小部屋に気密測定器をセットして部屋の気密を測定してみました。
こんなに小さい部屋だから何もしなくても、それなりに気密測定ができると思いましたが、ファンを全開にしても内外差圧が6Paしかない!
築60年のレトロ建築なので隙間だらけなんですね。
明らかに隙間風が吹き込んでくる木製の窓枠部分、ドアも周囲を養生テープと隙間テープで塞いで行ってそれでも14Pa
まだまだ隙間があります。
古いアルミサッシからもすーすー風が入ってきます。
外側から養生テープで塞いでみましたが、きりがないのでこの状態で測定開始。
後で気が付きましたが、天井が細かい穴の開いた有孔ボードが貼ってあります。
ここが最大の通気経路でしょう。
相当隙間面積は260cm2、床面積は約10㎡だからC値は260/10 = 26cm2/㎡ ・・
C値0.5とか、すごいことなんだということを実感