藤沢で気密測定をしてきました。
床断熱、壁・屋根面は発泡ウレタンという住宅です。
床板の継ぎ目は気密テープで処理をしてあり、かなり気を使って気密処理をされていました。
先ず、一回測定してみるとC値0.57、十分問題の無い値でした。
それから気密測定器のファンを回して負圧状態を作りながら空気の漏れている個所を探して塞いでいきました。
1階の床と柱の継ぎ目は、ウレタンに埋もれて気密が取れているようですが、けっこう空気が入り込んできます。
また、屋根のウレタン断熱部分も、火打ちを止めているボルトの部分からかなり侵入してくることがわかりました。
これらの場所を気密テープやシリコンで塞いでいきました。
対策後のC値は0.45になりました。
1階、2階に大きな引き違い窓があり、引き違い窓からの侵入があることを考えるとC値0.45は十分な性能だと思います。
C値の値以上に、屋根裏や、床と柱の継ぎ目など漏気してはいけない場所を見つけて処置ができたという点で気密測定を行う意義があると思います。