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チャッキダンパ

前のブログで浴室乾燥機のダクトにチャッキダンパ(逆流防止ダンパ)を付けた話を書きましたが、まだ逆流してくることがわかりました。
Panasonic製のチャッキダンパはダンパ板と筒の間に5mmくらいの隙間があり、通路を完全にふさぐものではないようです。

他のチャッキダンパを探したところ「シルファー」という会社の製品が空気の通路を完全にふさぐ構造のようですので取り寄せてテストをしてみました。

左側がPanasonic製チャッキダンパφ100

 

右側がシルファー製チャッキダンパφ100


手元にあったφ100の換気ファンにチャッキダンパを取り付けて、風量を測定してみました。

 

ダンパが無い状態での風量は124m3/hでした。

風が通る方法に取り付けるとこんな感じでダンパが動いて風が流れます。

 

Panasonic順方向風量:118m3/h

シルファー順方向風量:111m3/h


風が通らない方向に取り付けるとこのようにダンパが閉じます。

Panasoinc逆方向風量:90m3/h

Panasonicは閉じても隙間が大きいので風が出てきます。

 

シルファー逆方向風量:18m3/h

シルファーはぴったり閉じてほとんど風が出てきません。

 


Panasonic製のチャッキダンパは124m3/hの通気量に対して、逆止側に取り付けても90m3/h流れてしまうので約70%しか逆止ダンパの効果がないことがわかりました。

一方シルファーのチャッキダンパは18m3/hまで落ちるので約15%まで減少させる効果があることがわかりました。

Panasonicの逆止ダンパは昔からある製品のようで、多分風が強い日に、外から風が直接吹き込んでくるのを防ぐような目的で作られているのではないかと想像します。

隙間を作って完全に密閉しないことで、長期の使用の中でダンパが固着する不具合を防ぐ設計なのかなと思います。

一方シルファーは、完全に封止することを目的として設計されており、高気密住宅で機械換気をする上ではこのようなダンパは必要とされてくるものと思います。

ただかなり精工に作られているものなので、油などでダンパの動きが悪くなってくるとダンパの開きっぱなしや、閉じっぱなしという不安があります。

オールステンレス製なので大丈夫だとは思いますけど。